Blog ブログ

グッズ情報

ピアノQ&A【床暖房】

ピアノの心配事でよく聞かれる内容を

少しずつご紹介していきます♪

・ピアノを置いて大丈夫?

・隣への音が気になる

・ずっと何もしてないピアノは使えるの?

など、気になることはたくさんあるのに

ピアノのことをあまりよくわからないし

どこに聴いたら良いかもわからない。。。

そうやって行き着いてお電話を頂くことは

よくあります。

見つけて下さりありがとうございます^^

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《喜多商事のミッション》

『ピアノを通じて子どもたち夢を届けます♪』

ピアノは子どもの心身を育てます。

ピアノを通じて皆さまと共に

子どもたちの未来を見据えた環境を創っていきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おはようございます!ピアノライフクリエーター和美です♪

日曜日はピアノのQ&Aをお届けします!

***************************************************

【床暖房】

最近の住宅は大変住みやすくなってきました。

24時間空調管理があったり、結露防止の二重窓など

お家の中は快適ですよね♪

ピアノを置く環境は、湿度と温度が一定だと

ピアノさんもとても快適に過ごせます。

 

最近は「床暖房」を入れているご家庭も多いのではないでしょうか?

しかしこの床暖房に関しては「ピアノを置く」となると

ちょっと気を付けなければいけません。

 

ピアノは主に木で出来ているので、呼吸をしています。

過度の湿気、乾燥は、ピアノもダメージが大きくなります。

 

湿気が多すぎると、中に湿気が溜まり、カビが生える原因になります。

過乾燥になり過ぎると、木が乾燥しすぎて割れや剥がれの原因になります。

 

このように木の収縮や反りのような湿気や乾燥による影響は

ピアノ本体だけではなく、中の細かな部品にも

天然の木やフェルトが多く使われていますので

様々な部品それぞれも同じように収縮や反りが発生することで

調整不良となり、音にも影響が出てきます。

 

人にとったら快適な床暖房ですが

熱をずっと床から浴びている状態なので

過乾燥になりやすく、長い目で見ると

ピアノさんにとっては良い環境とは言えないのです。。。

 

設計段階であれば、ピアノを置く場所だけでも

床暖房を無くせば良いですが

すでに出来上がってしまったお家の床暖房を

そのスペースだけ取ることはできないと想うので

その場合は、ピアノの下に「床暖房用の断熱パネル」を

敷くことをお勧めします。

ピアノの形にくり抜かれた専用のパネルがあります。

 

また、床暖房は床下に暖房器具を施工されていますので

念のため、ピアノの重さに耐えられるかも

住宅メーカーさんに一度確認をしておく方が安心です。

(アップライトピアノだと機種によりますが250㎏前後です!)

 

基本はキャスター4点で重さを支えていますが

パネルを敷くことで、重さを分散させることができるので

そういった意味でもパネルを敷く効果はあるかと想います。

 

相談したいという方はお気軽に喜多商事へご連絡ください♪