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ピアノQ&A♪【地震に備えたい】

こんにちは!

ピアノライフクリエーター和美です♪

今日はピアノの心配事でよく聞かれる

「ピアノの地震対策」についてのお話です。

 

2024年元旦に起こった能登地震。

岡山のこの地でも震度3の揺れがありました。

現地ではかなりの揺れがあったと想いますが、

その時、ピアノはどうなっていたでしょうか。

 

今まで何度も各地で大震災が起きていますが

大きな地震の場合、多くの家庭で

ピアノが倒れたり、移動してしまい

被害が出ているようです。

 

アップライトピアノで250㎏前後ある重たいピアノ。

まさか動くなんて思わないですよね。。。

 

しかし、大きな揺れがあると

下に敷いているお皿から

キャスターが外れて暴走したり

後ろ重心の為、壁側に倒れた勢いで

跳ね返って倒れたりと

揺れの向きや強さによって

簡単に動いてしまっていました。

 

対策として一番簡単なものは、

キャスターのお皿を

ゴム製のインシュレーターに変えること。

 

通常のプラスチックのお皿は

キャスターを乗せる部分が浅い為

ゴム製のインシュレーターでしたら

ここが深く設計されているので

お皿から外れにくくなっています。

 

 

ゴム製の為、プラスチック製に比べ

割れたり曲がったりがほぼ無く

かなり長く使えると言われています。

 

環境や年数によりますが

当社で扱っているものは

底に鉄板が入っていて

強度を増す構造になっています。

 

ただ、デメリット(ある意味メリット)もあり

ゴム製なので防音効果もあり

音を吸収してしまいます。

 

床から伝わる音が

気になっているご家庭には

一石二鳥となりますが

響きを大切にしたい方には

少し物足りなくなる可能性も。。。

 

あとは裏にフェルトが貼ってあるものだと

滑る床なら私でもちょっと踏ん張れば

ピアノ下のお掃除もできちゃう優れもの。

これは普段の生活面では重宝する部分です!

 

今お伝えしたものは置くだけの

一番導入しやすく

簡単に設置できるものです。

 

震度や揺れ方が酷い場合に

「もっと備えたい!」という方には

前後ろのキャスターを1枚の板で固定して

地震が起こったら後ろへ倒れた状態で

固定されるという

もっと進化したタイプもあります。

 

300㎏以上あるグランドピアノも倒れたり

ひっくり返ったりしていますので

こちらも同じくです。

 

当社でも取り扱いがあります。

敷く時には持ち上げる必要があるので

もし設置したい方は

お気軽にご相談ください^^

 

365日ブログ、今週から曜日ごとで、

ピアノに関する様々な話題をお届けします!